こんにちは。あずまです。
最近僕は、エントリー回数と月利維持のためにスキャルピングを重視したトレードをしているのですが、
“どの通貨ペアがスキャルピングに適しているのだろう?” とふと疑問に思い、
FXにおいて主要な32の通貨ペアと商品について、それぞれの値動きの特徴について調べてまとめてみたので、読者の方にも共有しておこうと思いました^^
スキャルピングをする通貨ペアを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
値動きとしては32の通貨ペアと商品の9割がスキャルできるが、証券会社毎のスプレッドの違いに注意
僕が調べたところ、値動きとしては次のセクションのテーブルに列挙している32の通貨ペアと商品で値動き的にはスキャルすることは可能であるが、それを行う証券会社毎にスプレッド(=証券会社が差し引く手数料)が異なっているため、5~10pipsの値幅を狙ったスキャルでは、スプレッドが特に狭い通貨ペアで行うことが重要であると分かりました。
例えば、ボンドカナダドル (GBPCAD) のスプレッドを日本人利用人口数の多いXMのスタンダード口座で取引した場合、スプレッドが5pipsもあります。5~10pipsの値幅を狙ったスキャルでは、仮にエントリーして利確したとしても50~100%が手数料として差し引かれてしまうため、利益を生むことができないのです。
流動性が低い、つまり取引量が少ない通貨ペアほど、証券会社が差し引くスプレッドが広く設定されているのはどの証券会社でも同じなので、一度必ず確認するようにしましょう! また、傾向として国内証券の方が海外証券よりもスプレッドが狭く設定されているので、この点も留意しておくとよいでしょう。
一部の通貨ペア・商品は最大レバレッジがが通常よりも低いことにも注意
例えば XMでは、通常最大レバレジットを1000倍に設定できる一方、銀とスイスフラン(CHF)との通貨ペアは最大レバレッジが400倍に設定されています。
FXの良さは少ない資金(元手) に大きなレバレッジ (テコの力) を効かせて大きなお金の取引をし、利益を大きくできることです。
ただ、海外証券にはゼロカットシステムがあり、証拠金維持率が特定の%を下回るとマイナスに傾くことが無い代わりに証拠金がゼロになります(別名:ロスカット)。
*XMでは20%。
証拠金維持率 (%) = 有効証拠金 (口座内資金) ÷ 必要証拠金
必要証拠金 = 賭けた日本円相当額 ÷ レバレッジ数
であるため、レバレッジが大きいほど必要証拠金が小さくなり、結果として証拠金維持率が悪化しにくくなります。
口座内資金を大きくしている方であれば問題にならないかもしれませんが、必要最低限しか入れていない方は、通常よりレバレッジの低い通貨ペアでトレードする場合、証拠金維持率が悪化しやすい、ということを念頭に置いておくことも大事でしょう。
実際、裁量トレード開始3ヶ月目で、僕は銀で金でトレードしているのと同じ感覚でトレードし、証拠金維持率の悪化からロスカットを経験しました^^;
読者の方はくれぐれも気をつけてください。
32の通貨ペアと商品の特徴の詳細とスキャルへの適・不適をまとめたテーブル
以下に32の通貨ペアと商品の特徴の詳細をまとめています。ご自身の好みに合いそうなペアや商品の目星をつけてみてください。
| 通貨ペア/商品 | 値動きの特徴 | スキャルピングに適しているか |
| USD/JPY | 日本と米国の経済ニュースに敏感。アジアセッションでの動きが顕著で、夜間に発表される経済指標や政治的イベントによって大きく動くことがある。 | 適している |
| EUR/USD | 世界で最も取引量が多く、流動性が高い。欧州中央銀行(ECB)やアメリカ合衆国連邦準備制度(FED)の政策発表に強く反応する。全セッションを通して狭いスプレッドが維持される。 | 適している |
| GBP/USD | Brexitのような政治的イベントや経済指標によって大きく動くことがある。特に欧州セッションでのボラティリティが高く、急な価格変動を見せる。 | 適している |
| AUD/USD | 豪州の経済指標や中国経済の影響を受けやすい。アジアセッションで活発に動くが、ボラティリティはGBP/USDやEUR/USDに比べて控えめ。 | 適している |
| NZD/USD | 豪州経済と同様に、中国の経済状況に影響されることが多い。流動性はAUD/USDよりもやや低いが、予測可能な範囲で動くことが多い。 | 適している |
| USD/CAD | カナダの原油輸出が価格に大きな影響を与える。北米セッションで特に活発で、原油価格の変動に敏感。 | 適している |
| USD/CHF | 安全通貨と見なされることが多く、市場の不安定時には価値が上がる傾向がある。流動性は高いが、他のメジャーペアに比べると動きは穏やか。 | 適している |
| EUR/JPY | EURとJPYの経済指標や政策発表によって動き、特に欧州セッションとアジアセッションの変わり目に活発になることが多い。 | 適している |
| GBP/JPY | "ドラゴン" とも呼ばれ、非常に高いボラティリティを持つ。英国の経済ニュースや日本の経済状況によって大きく価格が変動する。 | 適している |
| EUR/GBP | Brexit関連のニュースによって大きく動くことがあるが、通常は比較的穏やかな動きをする。欧州セッションでの取引に適している。 | 適している |
| EUR/AUD | 欧州の経済ニュースと豪州の経済状況の両方に影響を受ける。ボラティリティは中程度で、欧州セッションとアジアセッションの両方で活発になることがある。 | 適している |
| GBP/AUD | GBPとAUDの経済ニュースに強く反応する。特に欧州セッションでのボラティリティが高く、オーストラリアの経済指標発表時にも大きく動くことがある。 | 適している |
| AUD/JPY | アジアセッションで活発になることが多いが、日本とオーストラリアの経済状況によって変動する。ボラティリティは中程度。 | 適している |
| GBP/NZD | GBPとNZDの両方の経済ニュースに敏感で、特に英国の政治的イベントが価格に大きな影響を与える。ボラティリティは非常に高い。 | 適しているがリスクが高い |
| EUR/NZD | ユーロ圏とニュージーランドの経済状況の影響を受ける。ボラティリティは中程度で、特に欧州セッションで活発に動くことがある。 | 適している |
| AUD/NZD | 似た経済状況を持つため、大きなニュースがない限り比較的安定した動きをする。流動性はやや低めだが、安定しているため予測しやすい。 | 適しているが限定的 |
| NZD/CAD | 両国の商品市場、特に乳製品と原油の価格に影響される。安定した動きを見せるが、流動性の面で欠けることがある。 | 適しているが限定的 |
| NZD/CHF | 安定した値動きをするが、ニュージーランドの経済指標やスイスの政策発表に反応する。流動性はやや低め。 | 適しているが限定的 |
| EUR/CAD | 欧州とカナダの経済ニュースに敏感。原油価格の変動によっても動き、北米と欧州セッションで活発になることが多い。 | 適している |
| NZD/JPY | 安定した動きが特徴だが、アジアセッションでの日本とニュージーランドの経済ニュースによって価格変動する。 | 適している |
| AUD/CAD | オーストラリアとカナダの経済状況、特に原材料の価格変動によって動く。比較的安定しているが、両国の経済指標発表時には注意が必要。 | 適している |
| CAD/JPY | 原油価格と日本の経済状況に敏感。アジアセッションでの取引に適しているが、ボラティリティは中程度。 | 適している |
| GBP/CAD | 英国とカナダの経済状況、特に原油価格の変動に強く反応する。北米セッションで特に活発になり、ボラティリティが高い。 | 適している |
| CAD/CHF | 安定した値動きをするが、カナダの原油市場とスイスの金融政策によって影響を受ける。欧州セッションでの取引に適している。 | 適しているが限定的 |
| AUD/CHF | 安定した値動きが特徴で、オーストラリアの経済指標とスイスの安全通貨としての地位によって影響を受ける。流動性は中程度。 | 適しているが限定的 |
| EUR/CHF | 低ボラティリティで非常に安定した値動きをするが、スイス国立銀行(SNB)の介入によって突然の価格変動が起こることがある。 | 適しているが利益は限定的 |
| GBP/CHF | 安定した値動きだが、英国の政治的イベントやスイスの金融政策発表時にはボラティリティが高まることがある。 | 適している |
| XAUUSD (金) | 地政学的なリスクや金利の変動に敏感で、全セッションで取引される。高ボラティリティを示し、大きな利益機会があるがリスクも高い。 | 適しているがリスクが高い |
| XAGUSD (銀) | 金よりもボラティリティが高く、経済指標や市場のセンチメントに強く反応する。流動性は金ほどではないが、大きな価格変動が見られることがある。 | 適しているがリスクが高い |
| USD/ZAR | 南アフリカ経済の状況や政治的不安定性に強く反応する。流動性はメジャーペアに比べると低いが、高いボラティリティを示す。 | 適しているが非常にリスクが高い |
| EUR/ZAR | ユーロ圏の経済状況と南アフリカの政治的・経済的ニュースに敏感。高ボラティリティだが、流動性の面での課題がある。 | 適しているが非常にリスクが高い |
32の通貨ペアと商品の特徴の要点とスキャルへの適・不適をまとめたテーブル
一つ上のテーブルでは詳細をまとめていましたが、以下では要点のみを記入したテーブルを掲載しましたので、後でサクッと見返す際にご参照ください。
| 貨ペア/商品 | 値動きの特徴の要点 | スキャルピングに適しているか |
| USD/JPY | 高い流動性と安定した値動き、アジアセッション中に活発 | 適している |
| EUR/USD | 最も流動性が高く、狭いスプレッド、全セッションで活発 | 適している |
| GBP/USD | 高いボラティリティと流動性、大きな動きが予想される | 適している |
| AUD/USD | アジアセッションで活発、中程度のボラティリティ | 適している |
| NZD/USD | 似た特徴を持つAUD/USDと比べるとやや静かな動き | 適している |
| USD/CAD | 北米セッションで活発、原油価格の影響を受けやすい | 適している |
| USD/CHF | 安定した値動きが特徴、流動性はやや低め | 適している |
| EUR/JPY | 高い流動性、欧州とアジアのセッションで活発 | 適している |
| GBP/JPY | 高いボラティリティ、大きな利益機会を提供するがリスクも高い | 適している |
| EUR/GBP | 比較的安定した動き、欧州セッションでの取引に適している | 適している |
| EUR/AUD | 欧州とアジアセッションで活発、ボラティリティは中程度 | 適している |
| GBP/AUD | 高いボラティリティ、欧州セッションで活発 | 適している |
| AUD/JPY | アジアセッションで活発、中程度のボラティリティ | 適している |
| GBP/NZD | 高ボラティリティ、大きな価格変動が見られる | 適しているがリスクが高い |
| EUR/NZD | ボラティリティは中程度、欧州セッションで活発 | 適している |
| AUD/NZD | 比較的安定した値動きだが、流動性は他のメジャーペアに比べると低い | 適しているが限定的 |
| NZD/CAD | 安定した動きを見せるが、流動性の面で欠けることがある | 適しているが限定的 |
| NZD/CHF | 安定した値動き、流動性はやや低め | 適しているが限定的 |
| EUR/CAD | 北米と欧州セッションで活発、原油価格の影響を受ける | 適している |
| NZD/JPY | アジアセッションで活発、比較的安定した値動き | 適している |
| AUD/CAD | 安定した値動き、両国の経済指標に影響されやすい | 適している |
| CAD/JPY | 原油価格の動きと密接に関連、アジアセッションでの取引に適している | 適している |
| GBP/CAD | 高ボラティリティ、北米セッションで特に活発 | 適している |
| CAD/CHF | 安定した値動き、欧州セッションでの取引に適している | 適しているが限定的 |
| AUD/CHF | 安定した値動き、流動性は中程度 | 適しているが限定的 |
| EUR/CHF | 低ボラティリティ、非常に安定した値動き | 適しているが利益は限定的 |
| GBP/CHF | 安定した値動きだが時にはボラティリティが高まる | 適している |
| XAUUSD (金) | 高ボラティリティ、全セッションで取引される | 適しているがリスクが高い |
| XAGUSD (銀) | 金よりも高いボラティリティ、流動性は金ほどではない | 適しているがリスクが高い |
| USD/ZAR | 高ボラティリティ、流動性はメジャーペアに比べると低い | 適しているが非常にリスクが高い |
| EUR/ZAR | 高ボラティリティ、流動性の面での課題がある | 適しているが非常にリスクが高い |
まとめ
今回は、“どの通貨ペアがスキャルピングに適していか?” というテーマで僕が調べた情報をまとめてみました。
32の通貨ペアと商品を調べた結果としては、9割どれにおいても値動き的にはスキャルピングに適するが、取引量の違いから証券会社毎にスプレッド (手数料) やレバレッジが異なり、この点注意を要することが分かりました。
利益とリスクは表裏一体ですが、僕であればボラティリティが高めの通貨ペア ・ 商品でスキャルピングしたいと思っています。
今回も読んでくださり、ありがとうございました!
PS: FXの裁量トレードで安定して稼げるようになるためには、多くの知識と実トレードの経験で得られた経験値の積みが上げが必須です。故に、安定して稼げるようになるためには ”時間がかかる” のも事実。会社員をしていて昼間はチャート分析する時間もなければ、夜は疲れていて集中力がもたいない、という方もおられると思います。そんな方にはFX自動売買(EA) の活用をオススメします。僕もFXとの初めての出会いはEAの利用でした。EAにも無料のもの有料のもの今では様々なものが出回っていますが、僕が1年間で年利260%を達成できた初心者に優しく秀逸と判断した無料EAをこちらの記事で紹介しています。ご興味のある方はチェックしてみてください!^^